伝統の手延べ製法
❶こね作業
早朝4時から始まるこね作業。
小麦粉と食塩水を混合してよく練ります。
職人の経験と勘が麺の仕上がりに
大きく影響する大切な作業です。
伝統の手延べ製法
❷足ふみ作業
練り上げたドウ(小麦粉に塩水を加えて
こねた塊)を厚版上で成形します。
(昔は足で踏みながら成形しました。)
伝統の手延べ製法
❸板切り作業
成形したドウ(厚さ15cm・直径2m位)を、
約15cm巾くらいの渦巻状に切り出します。
伝統の手延べ製法
❹細目作業
直径3cmくらいに細めて
サイトウ(桶)に巻き入れて熟成させます。
伝統の手延べ製法
❺小均作業
直径1cm~0.5cmまで細めて
サトイウに巻き入れて熟成させます。
伝統の手延べ製法
❻かけ巻作業
かけ巻機により、二本の竹管に細めた麺生地を
八字状に巻きつけて「ねびつ」に入れます。
伝統の手延べ製法
❼小引き作業
「ねびつ」から出して二本の竹管の間隔を
50cmくらいまで引きのばします。
伝統の手延べ製法
❽門干し作業
機(はた)とよぶ乾燥用の木枠に麺を掛けて
大きくひきのばします。
麺を箸でさばき、くっついている麺を
ほぐしていきます。
伝統の手延べ製法
❾小割作業
麺を乾燥させた後、
定寸の長さに裁断していきます。